マレーシアの学校に通う子供の送迎問題を甘くみてはいけない!

マレーシア子育て
スポンサーリンク

どうも、そふぃあです。

マレーシア人のダンナとの間に2人の子供がいる専業主婦の私が、最近子供の送迎に疲れ果てております。

移住前の方にはこの送迎問題をよく知らない方もいるかと思いますので、シェアできればと。

我が子達はローカル学校に通うので、インターナショナルスクールの事情がよくわからないのですが、同じ国なのでシステムはそうかわらないと思いますので、参考程度にお願いします。

スポンサーリンク

学校送迎問題?!

まず、学校送迎というのは日本人にしてみれば幼稚園・保育園まではあっても小学校からは子供達だけでいくわけで、ほぼ無縁の問題。 文化の違いなのですね。

では、なぜ学校送迎する必要があるのでしょう? これはあくまでも私個人の意見ですが・・・

  • 誘拐される危険性がある
  • 子供だけで行動がとれるほどの交通ルールを守る大人がいない
  • 家から学校まで徒歩で行ける距離でない
  • 徒歩で横断できない道路が多い(都市部)
  • マレーシアの日の出が遅い

この5点が考えられるのではないかと思います。

では、上記5点を私の実生活をもとに解説しましょう!

誘拐される危険性がある

比較的治安がいいと言われるマレーシアですが、ありえない話ではないということを必ず意識していかなければなりません。実際数年前に日本人の子供の誘拐未遂事件があったのは在馬日本人の間では有名な話。

私の娘はローカルの小学校に通っていますが、授業が終わるとクラスごとに生徒が教室から一斉に出てきて、校門前の広場に座って保護者の迎えを待ちます。 

保護者は子供の名前の書いたA4サイズのカードを校門に立っている先生に見せマイクで呼び出してもらってやっと校外へでれるのです。

子供だけで行動がとれるほどの交通ルールを守る大人がいない

我が子の通う小学校は我が家から徒歩10分もかからないのですが、家と学校の間に1つだけ信号があるのですが、まさかの5車線 www 

朝は通勤ラッシュでドライバーたちは殺気立っております。

我先にと信号待ちを横断歩道上でするバイク達。 隙あらば信号無視していくバイク達。 車の隙を狙っているので歩行者には目も向けない。

こんな交通ルールも守らないバカな大人たちのせいで子供だけではまだ小学生ぐらいでは危なすぎます。

ちなみに、私でも数回ひかれかけてます。 ひかれかけて大声で怒鳴ることは数しれず。 

家から学校まで徒歩で行ける距離でない

これはもちろん各家庭で変わってきます。 我が家では約10分の距離ですが、これは送迎問題があるので、特に気に入ってもない家に我慢して住んでいます

去年住んでいたコンドは学校の真向かい。コンドからは徒歩30秒。 しかし、このコンドは今まで住んだ中で最低なマネジメントだったのでお引越し。 引っ越し先は道路挟んだ隣のコンド。

学校への距離を考えて立地を優先した家選びをせざるを得ませんでした。

日本では学校は学区で分けられ、自分の家のある学区の学校に行くけど、マレーシアでは自宅から10Km圏内にある公立校であればどこでも好きなところへの入学申込を受け付けてくれます。(マレーシア全体で同じかはわかりかねますが、KLではそのように説明を受けました)

公立でも勉学に力をいれていて人気の学校とかあるみたいなので、遠くても通う子供も少なくないようです。

徒歩で横断できない道路が多い(都市部)

Google MAP上では近く見えても、徒歩での横断ができない道路が割と多いのでかなり大回りしないといけない土地もあります。 これは家探しの時にも苦労するのでMAPだけを見ずなるべく自分の目で確かめることをオススメします。

(MAPで調べる場合は「経路」で必ず徒歩をチェックしましょう)

マレーシアの日の出が遅い

だいたい朝の7時前後に明るくなります。 マレーシアは暑いので学校の始業時間が日本よりも早いのです。

朝の7時までには登校するようにいわれているので、6:45ごろに家を出ますが外は真っ暗。

言わば、夜に子供が一人で歩くのは危険なのと一緒なわけです。 

スポンサーリンク

どうすりゃいいの? 学校送迎

いかに子供だけでの登校があぶないか。 じゃあ、送迎どうしよう・・・

親が自力で送迎

私のように、学校に近い物件を借り徒歩で送迎するのもいいでしょう。

車をお持ちであれば車で送迎。 車で送迎する場合の問題点は、

  • とにかくひどい渋滞に巻き込まれる。
  • 車間距離・2重駐車など運転するのにかなりの注意が必要

    朝の学校の前はカオスです。 

    スクールバス

    多分インターナショナルスクール通わせてる方はスクールバスを利用しているのではないでしょうか?

    このスクールバス、学校側が運営しているのか。 もしくは学校が認可している会社または個人が運営しているスクールバスを個人契約を結ぶ形なのか要確認しなければなりません

    ローカル学校でも、親が送迎できないまたはしない人が個人契約しているようで、見る限り年配のオバチャンが自家用車でしているパターン。

    これは、はっきり言って信頼していいかは微妙だなといつも思ってます。 自家用車に結構な人数乗せてシートベルトもしてないし、年配のオバチャンの運転テクニックは大丈夫なのか?!と。

    でも、頼らざるを得ない人達もいるわけです。 

    以前、たまたまGrabに乗ったらドライバーも同じコンドの住人。 昔日系の会社のドライバーをしていたことがあると話をしてきた人が、子供の送迎に個人契約できるから考えといて!と営業されたこともあるので、そういう人を雇うのもあり。 出会えるかはわかりませんがね。

    スポンサーリンク

    余談

    うちのおチビ1号はローカル小学校へ朝の7時までに登校します。

    そして、おちび2号はローカルインターの幼稚園へ朝8時までに登園します。

    その後、おチビ2号12時に幼稚園が終わるのでそのころにお迎えへ。 

    家に帰って一息ついてからおチビ1号を迎えに1時前に行きます。。。

    おわかりいただけただろうか。 1日4往復、週5日。 めんどくさいんです。。。 はい、この送迎問題、まだあと1年半残ってます。 早く同じ小学生になってほしい。。。 その数年後には、セカンダリーとプライマリーと2か所送迎も待っています・・・・

    母、絶望的です。 これが日本に住んでいたならばしなくていい苦労なのです。

    だから、送迎問題はナメてはいけないのです。 激小へなちょこキッチンの家にもまだまだ住まなければならない・・・ 

    ちなみに、2号が通う幼稚園までは徒歩20分(片道)は余裕でかかってしまうので、電動スクーターを利用しています。 (大きな声では言えませんが、マレーシア政府は電動スクーターの正式な使用は認めてません) 

    が、歩道の段差が高すぎて通れない道もあり、購入前に歩道の状態、走行可能な道のりか徒歩で確認しました。 そこまでしないと自転車なども利用は難しいのがマレーシア。 歩行者より車優先の国なのです。

    まとめ

    きっとスクールバス利用者が多いとは思いますが、スクールバスって順番にコンドを周って家にかえるのにスゴイ時間かかると思うんですよね。 子供の負担は大きいんではないかな?と思います。

    親の都合で異国にきて頑張る子供も多いでしょうから、親ができる限りのことをしてあげる必要はあると思います。 

    学校選びも大事ですが、家選びも大事。 家族みんなが納得できるところってマレーシアではより難しいかなと思います。

    送迎問題、甘く見ないでくださいね。 

    タイトルとURLをコピーしました