マレー系マレーシア人との結婚で1番の難題の改宗。
結婚するためとはいえ、戒律の厳しいイスラム教への改宗は真剣に考えなくてはなりません。
では実際に改宗はどのようにするのでしょう。
私の体験談とともに、いくつか改宗する際のポイントをお伝えします。
イスラム教に改宗するには?
改宗するために向かった場所はKLにあるイスラミックセンター ( The Islamic Religious Department Kuala Lumpur ) で、国立モスクのお向かいにあります。
州によってイスラミックセンターがあるようなので、お住まいの州で調べてください。
私が改宗した時、私以外の人もいて2人まとめて改宗する事になりました。
まず最初にイマム(指導者)からイスラム教とは、、、、と長い説明が英語でありました。
その後に1人ずつ、シャハーダという信仰告白をします。
テーブルにシャハーダがアラビア語と英語で書かれた紙があるのでそれを読みながらでも問題ありません。
ハイ、終わりです!
簡単でしょ?!
その後受付でイスラム入信カードを作成するので写真撮影をして、カードができたら帰れます。
イスラムネームを考えておく
イスラネームを付けるのは義務ではないので、付けるのか考えておきましょう。
イスラムネームを付けてもパスポートの名前は変える必要はありません。
アタシの本名は外国人には呼びにくいから、イスラムネームつけたで。
そふぃあはアタシのイスラムネーム(^ ^)
イスラム教に改宗した理由を考えておく
なぜ改宗したのですか?と言われたら「結婚するため、、、」と言いたくなると思うのですが、結婚の為の改宗はあまり良いものではないようです。
改宗時に聞かれたので、答えられるようにしておきましょう。
ヒジャブと肌の見えない服装で
イスラムに改宗するので、正装はしなくても大丈夫ですがそれなりの服装で行きましょう
時間がある時にヒジャブやスカーフを前もって着ける練習や、ムスリムファッションなど調べておくといいですね!
アタシはバジュクバヤを着て行ったけど、一緒に改宗した人はデニムとロンTにフワッとスカーフ巻いただけでめっちゃカジュアルでなんか損した気分やったな、、
パスポートサイズの写真
パスポートサイズ写真が2枚必要です。 念のためにヒジャブ着用で撮影しておきましょう。
この後の手続きにもパスポートサイズ写真が何度か必要なので、ヒジャブなしの写真もついでに撮って多めに現像する事を強くオススメします! マレーシアでは証明写真が撮れるところが限られています。
証人が必要
改宗する時に証人が必要です。
男性の場合は2人、女性の場合は2人で男性1人分。 お友達や親族にお願いしましょう。
シャハーダは練習しておこう
簡単ですし、用紙見ながらでもできるんですけど、発音が難しいんです。
初見では多分読めないです。
「 ASH-HADU AN-LA ILAHA ILLA-LLAH WA ASH-HADU ANNA MUHAMMADA RROSULU LLAH 」
「 I bear witness that there is no God to be worshipped except Allah,And I bear witness that prophet Muhammad is the final messenger of Allah 」
YouTube で日本人が改宗している動画などもありますし、アザーン(お祈りの時間を知らせるモスクから聴こえてくるもの)の最初にもこのフレーズがあるので、聞いてみて下さい。
心の準備と身の回りの準備ができていれば、改宗自体はとても簡単です。
イスラムの事は婚約者さんと結婚前にしっかりしておくべきですし、少しでもイスラムについて勉強しておくのも良いでしょう。
マレーシアのムスリムはとっても寛容です。ゆっくり勉強すればいいよと、いろんな方からいわれますので気持ちも楽です。
まだまだ婚姻手続きは始まったばかりです! 頑張りましょう!